3D

お正月に実家へ帰っていたときに、向こう(大阪)で、『アバター(3D)』を見た。とにかくこの映像の革新性は、今後の映画史にきっと「2009年末に『アバター』公開」なんて明記されること間違いなしの、驚きと感動を与えてくれるものであるのだが、内容はとても古典的で、小さなお子様でも終盤のバトルシーンなんか、わいわい言いながら楽しめる、わかりやすいものとなっている。
私は、今回3D映画を映画館で見るのは2回目。昔『ジョーズ3』が3D映画として公開されたのを見たことがある。内容はどうしようもなくつまらなかったが、なんだかアトラクション気分で3D映像自体は楽しめた記憶がある。アトラクションといえば、USJの「ターミネーター」のアトラクションも、素晴らしい3D作品と言えるだろう。
でも、今回の『アバター』は、ちょっとレベルが数段上のような印象だ。CGキャラクターが人間と闘ったり、触れ合ったりなんてシーンも、見ている内に違和感なく感じ出す。映画が終わって、3Dメガネを外しても、なんだか映像の世界が現実の感覚を麻痺させるようで、妙な感じだった。
そのうち、3Dメガネなんてかけなくても、3D映像が見られるような時代はスグ来るんだろうな・・・。